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☆2009年度障害者自立支援事業報告(自立生活プログラム外出等) 

障害を持つ人が地域で楽しく、個々の課題や能力に沿って元気に暮らしていくために電車の乗り方や介助者の見つけ方や関わり方、お金の使いかたなど、先輩の障害を持つ人からサポートを受けながら、知恵を学びあう場所です。そこには、障害を持つ人同士だからこそ分かり合える悩みや心の傷、外出の不安など、同じ立場にたって考え、学びあえることがこのプログラムの目的であり、特色です。

2009年度障害者自立支援事業報告(イベント等) 

プログラム全体のイベント企画を実施した。スイカ割り、餃子パーティー、ブドウ狩り、伝承遊び、春のお茶会を企画し、それぞれに担当職員を置き、その職員を中心に企画・開催した。イベント企画の初年度ということもあり、イベント好きであろう職員を人選し、軌道に乗せた。ブドウ狩りは一大イベントになってFバスを貸し切り、プログラムの枠を越えて参加者も増やし、山梨県の「浅間園」まで行った。
このイベントを通して、職員の企画力、リーダーシップ、利用者との関わり方が近くで見られたこと1つの収穫を得たといえる。そして利用者の方々の笑顔が何よりの活力となり、今後もできる限り継続させていく。

◎学ぼうプログラム 定員2名 個別対応
参加者①
グループホーム見学を中心に、板橋区のさやえんどう、新宿区のあじさいホームの2カ所に行った。さやえんどうは事前打ち合わせがうまくいかず、職員の説明もなかなか難しく、参加者にとってはあまい良いイメージではなかった。あじさいホームは事前打ち合わせがうまくいき、入居者の皆さんと昼食も摂り、入居者の方に案内してもらい、楽しく過ごすことができたと思う。全体的にはグループホームのイメージはできたと思うが、自分の選択肢の範囲に入ったか定かではない。今後、参加者がどのような人生を歩んでいくのか、お母様との関係性を見守りながら、あまり刺激せず、かつ、参加者の気持ちに寄り添い、じっくりと向き合っていけるようなプログラムとしたい。

参加者②
前年度の希望で、お金の計算や荷物の発送、自立生活を目指すと言うことに沿って、プログラムを進めた。お金の計算では足し算・引き算の計算ドリル、おもちゃのお金を使って買い物のロールプレイや金銭管理、荷物の発送では伝票に文字を書き実際に送ることを学んだ。ドリルは2桁の計算式、学校での経験からスムーズに解答できた。荷物の発送では文字を書くことに重きを置き、小さい枠の中で画数の多い漢字はひらがな、東京都は省略して区名から書くなどの工夫を凝らした。自立生活を目指すでは、石井宅で宿泊する。身辺自立はできているが、買い物で何を買ったのか一回一回、確認作業が必要だった。やったことの記録や振り返りの重要性を感じた。この反省を踏まえ、次年度は主体的になれるプログラム内容とし、またチャレンジプログラムの方法を取り入れ、その日のうちに記録や振り返りの時間を持ちたい。

◎チャレンジプログラム 定員2名
本年度はフルーツポンチ、クリスマスケーキ、抹茶の点て方、バレンタインチョコ作りを実施した。全体の進行は当事者リーダー、調理部分は健常スタッフ。話し合う場面でも進行は当事者リーダー、サブリーダーは健常スタッフ。サブリーダーの役割は、リーダーの進行に沿って、参加者にわかりやすい説明や、参加者の気持ちをくみ取り、その気持ちに寄り添うというリーダーと健常スタッフの役割を明確化した。全体的に充実したプログラムとなった。毎回最後に、自分の良かったことや相手の良かったことを見つけ合い、記録することを試みた。
3月に予定通り「春のお茶会」を実施し、みんなに抹茶を点てて振る舞った。このチャレンジプログラムは全体を通して良かったと思う。次年度もこれを継続させ、参加者の2人の関係を見守りながら、調理の楽しさや学ぶことを経験し、将来に役立てるようなプログラムを目指す。

★ 個別プログラム
  個々の課題に沿って、「友達ってなんだろう」というテーマにし、参考本を図書館へ借りに行き、読んで感想文を書きました。またこのテーマに、スタジオIL文京のご協力を得てピア・カウンセリングを体験しました。